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【実施報告】アカデミー(U-18)で「キャリア教育研修」

2017.2.21 academy

日 時:
2017年1月29日(日)10時00分~11時30分
場 所:
雁の巣レクリエーションセンター 会議室
テーマ:
サッカー選手のキャリア形成を考える
講 師:
スポーツキャリアカウンセラー 當間 文美氏
(JDCA認定キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)

1月29日(日)、アビスパ福岡アカデミーU-18の選手27名と、その保護者の皆さまを対象に、この「デュアルキャリア」について学ぶ研修会を実施しました。
これまでは、「セカンドキャリア」という考えが主流でしたが、このデュアルキャリアは、「人としての生涯」と「アスリートとしての人生」を並行して取り組んでいくという考え方です。
今回は、スポーツキャリアカウンセラーの當間文美さんを講師に迎え、「キャリア教育研修~サッカー選手のキャリア形成を考える~」をテーマに、この「デュアルキャリア」について学びました。
冒頭、當間さんからは、この研修の目的である「サッカー選手として活躍すると同時に、人としての人生も充実させていくために、何を考え、今どのように行動に移していくことが必要かを理解すること」の重要性について説明がありました。

続いてカルロスチーフディレクターから、ブラジル代表として活躍、引退後はMBA取得するとともに、医師としても活躍したソクラテス選手の話を紹介。
デュアルキャリアの例としてわかりやすく選手たちに説明しました。

研修では、サッカーや人生の目標を明確にすることで、予想外の人生の転機が訪れた場合でもしっかりと対応することができること。
更には人生の中では、置かれた立場によりそれぞれの役割があることを学びました。


研修の中で一番盛り上がったのは「スピードキャッチ」という、グループワークでした。
これには保護者の皆さまの他、カルロスチーフディレクターも参加しました。
「どうすればミスをせずに出来るのか?」という目標達成のために、みんなで考えアイデアを出し合うことで、1回目より2回目の方が飛躍的に進歩しました。

中でも圧巻だったのはこちらのチーム。

立っていたのを座ってやっただけですが、當間さんも「今まで見たことのない発想力」と感心、圧倒的な回数でトップを手にしました。

研修の終盤、通訳として参加していたエジソンが飛び入り参加。23才で選手としてブラジルから単身来日。
引退後どのように生活するかを考え、日本語を一生懸命勉強して、Jリーグのチームで通訳として仕事をしていることなど、実体験に基づき、目標を思い描くことの大切さを熱く語ってくれました。

研修の最後に當間さんから、「サッカーで培った力は必ず社会でも通用する。
今、サッカーを一生懸命することは、必ず将来の役に立つ。
そして、少し余った時間で将来を考え、そのために今何をするかを考え実行することで、サッカー選手として人として、より良い方向に進んでいけると思います。」メッセージを送ってくれました。

講義終了後、選手や保護者の皆さまから多くのご質問やご意見を頂きました。短い時間でしたが選手・保護者の皆さま、そしてアビスパ福岡スタッフが、この「デュアルキャリア」についてしっかり考えることが出来た貴重な時間となりました。

研修の最後に藤崎アカデミーダイレクターから、本研修の意義、そしてアビスパ福岡アカデミーの今後の取組みなどを選手に説明。一流の選手になるには、技術だけでなく人としての成長が不可欠であることを改めて選手に伝えました。

アビスパ福岡アカデミーは、このデュアルキャリアについて、今回、Jリーグユースチームの中でもいち早く研修の機会を設けました。

今回貴重なお話をいただいた當間さん、本当にありがとうございました。また、お忙しい中お集まりいただいた保護者の皆さまにも心から感謝いたします。

アビスパ福岡アカデミーは、「サッカー通して社会で通用する人間を育てよう」と言うアカデミーの指導方針の下、今後も選手が人として成長できるように取り組んでいきます。

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