お世話になった皆様へ
『まさと君を助ける会』
代表 矢野 和也
090-5288-1406
近況報告及び中間決算報告
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご支援とご配慮を賜り、厚く御礼申し上げます。
皆様に暖かいご支援を頂き、真和さんが心臓移植の為ドイツに渡航してから早9ヶ月が経ちました。
渡航後、急激に病状が悪化しドナーが現れればすぐにでも移植が出来るほど緊急度が上がったのですが、移植を受ける前に限界に達し補助人口心臓の装着手術を受けました。
これにより、移植の緊急度が下がり待機期間が延びる事となりました。
しかし、お陰様で真和さんは安定した状態でドイツでお借りしている部屋で待機生活を送っています。
これも一重に、ご支援くださった沢山の方々のお陰です。
真和さんに生きるチャンスをくださった事、心より感謝申し上げます。
中間決算報告と、真和さんからの近況報告をお送り致しますので是非ご覧下さい。
どうかこれからも温かく見守って頂ければ幸いです。
敬具
※中間決算・収支報告書はコチラ
http://www.geocities.jp/maka1288/tasukerukai-kessann1.htm
お世話になった皆様へ
昨年は温かいご支援本当にありがとうございました。
お陰様で去年の9月4日、無事ドイツに病院に到着することができました。
ドイツに到着した翌日から強心剤の24時間点滴が始まりました。
しばらくはそれで体調も安定していたのですが、その後感染症を起こし辛い状態が続きました。
突然息ができなくなったり、不整脈で意識を失いそうになったり、嘔吐を繰り返したり。
心臓の動きを助けるために足の付け根の動脈からバルーンを挿入し、それを収縮させるバルーンポンピングという方法で1ヶ月ほど様子を見ましたが、体が限界に達した為10月22日、左心への補助人工心臓の装着手術を行いました。通常、左心を補助すると右心の機能も回復するのですが、私の場合は回復しませんでした。そのため胸を開けた状態で人工透析や輸血をしながら数日間様子を見ました。
しかし、右心の火ウフクが見られないため10月29日、2つ目の補助人工心臓を右心へ装着する手術が行われました。
二回目の手術のあと、体の腫れが引かずなかなか胸を閉じることができませんでした。
胸を開いている数日間、私はずっと薬で眠り続けていたのですが、その間ずっと夢をみていました。
長い長い夢で、もう何十年も眠っているような感じがしました。
胸が閉じられ意識が回復した時、私はしきりに母の手の平に「14」「14」と指で書いていたそうです。
たぶん「手術をした日からもう14年も経ってしまった」と訴えていたのだと思います。
意識が回復し数日後には人工呼吸器が喉から抜かれたのですが、まだ自分で呼吸するだけの力がなかったらしく再び人工呼吸器が挿入されました。
その数日後もう一度人工呼吸器を抜いたのですが、それでもまだ地力で呼吸することが困難だったため、喉を切開して呼吸しやすくする為の手術が行われました。
また手術と聞いた時、母は泣き崩れてしまったそうです。
何度手術をしてもなかなか回復しない私をみて「本当に元気になる日がくるのだろうか・・・」と弱気になってしまったそうです。
そんな時、ドイツの方たちや日本人医師の方たちが母を支えてくれたそうです。
私はずっと意識はあったそうなのですが、人工呼吸器の管を抜いてから喉を切開するまでの数日間の記憶がほとんどありません。
手術後、目を覚ましてからは日に日に意識もはっきりしてきました。
しかし、数日間は幻覚や幻聴がずっと続きました。
それから少しずつですが、体調が回復していきました。
約2ヶ月寝たきりだったため筋力がすごく弱ってしまい、座るだけでもかなり辛い状態でしたが毎日毎日地道にリハビリを続け、少しずつ自分で歩けるようになりました。
しばらくは2つの補助人工心臓を装着して待機していたのですが、検査の結果右心の回復が見られたため2月22日、右心へ装着していた補助人工心臓を外す手術を行いました。
この時は体力がある状態で手術が行われたためすぐに回復することができ、手術からわずか2週間で退院することになりました。
ドイツでは補助人工心臓を装着した状態で退院し、日常の生活を行いながら移植待機をするのが一般的なのだそうです。
今は母と二人、こちらでお借りしている家のほうで過ごしています。
状態が安定しているため移植の緊急度が下がり、もうしばらく待機生活が続くことになりそうです。
こちらに来て、経験したことのないたくさんの苦しみを経験しましたが、こうして乗り越えることができたのは皆様の支えのお陰です。
本当にありがとうございました。
これから移植手術を受けるまで、まだまだ色々なことが起きるとは思いますが、どのような経験もきっと私の移植後の人生をより豊かにしてくれるものと信じ、これからも頑張っていきたいと思います。
皆様に移植を受けて元気になった姿をなかなかお見せすることができなくてもうしわけありません。
しかし、必ず元気になってまた戻ってきますので、どうか待っていてください。
たくさんの温かいご支援、本当にありがとうございました。
松永 真和
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