高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2025 福岡 第4節(延期分)
- 日時
- 2025年12月7日(日)15:00KO(90分ゲーム)
- 会場
- グローバルアリーナ
第4節
| アビスパ福岡 U-18B | 2 | 1 | 前半 | 0 | 1 | 九州産業大学付属九州高等学校 |
| 1 | 後半 | 1 |
- 得点経過:
-
15分 松本 優希都
69分 失点
83分 永冨 颯人【最終結果】
第5位 10勝1分7敗
寸評
2025年12月7日(日)にグローバルアリーナにて、高円宮杯JFA U-18 サッカーリーグ2025 福岡 第4節(延期分)で九州産業大学付属九州高校と対戦しました。
最終戦となった試合はリーグ降格がかかる相手との非常に緊張感あふれる試合となりました。キックオフ直後から相手の勢いにそのままに押し込まれた展開となりました。徐々にリズムを取り戻しサイドを起点にボールを展開する中、前半15分相手陣地の左サイドでボールを受けた永冨颯人(MF19)の左サイドからの精度抜群のクロスを松本優希都(FW28)が頭で合わせ先制に成功しました。その後も追加点のチャンスを作りながらも決め切れず、1-0で前半を折り返しました。
ハーフタイムではビルドアップの修正を全体で共有し後半へ臨みました。
後半に入るとなんとしても降格を避けたい相手の圧力はさらに強まり、中盤での激しい攻防が続く展開になりました。すると69分ゴール前の対応が一瞬遅れ、こぼれ球を豪快に決められ同点に追いつかれました。勢いづく相手の攻撃をなんとか凌ぎ連続失点を避けると、終盤は両ベンチの采配も交錯し、どちらにも決勝点の可能性がある緊迫した時間帯となる中、83分センターサークル付近でボールを受けた永冨颯人が相手GKの位置を確認し約45mの超ロングシュートを放ちこれが鮮やかに決まり1步リードすることに成功しました。その後も苦しい展開がある中ではありましたが全員で耐え抜き、最終戦を2-1で勝利で締めくくることができました。
今節で高円宮杯JFA U-18 サッカーリーグ2025福岡は全日程が終了し、昨年と変わらずの第5位での着地となりました。18試合を行う中で経験したことを改めて振り返り、それぞれの新シーズンに活かせられるように取り組んでいきたいと思います。
保護者をはじめとするサポーターの皆様、応援ありがとうございました。
高円宮杯JFAU-18サッカープレミアリーグ2025WEST第21節
- 日時
- 12月6日(土)13:00KO(90分ゲーム)
- 会場
- 福岡フットボールセンター
第21節
| アビスパ福岡U-18 | 2 | 1 | 前半 | 0 | 0 | 帝京長岡高校 |
| 1 | 後半 | 0 |
- 得点経過:
-
13分 中村環太
57分 井上雄太
寸評
高円宮杯 JFA U18サッカープレミアリーグ2025WEST第21節が12月6日福岡フットボールセンターで行われ、帝京長岡高校と対戦しました。
試合開始時、前節より相手の布陣が変わっており、一週間のトレーニングで準備してきた形とは異なる噛み合わせとなりました。選手たちは年間を通して積み上げてきたサッカー理解で、慌てることもなく落ち着いた入りを見せました。立ち上がりからハイプレスで相手に圧力をかけ、主導権を握る展開となりました。13分にはビルドアップから相手のプレッシャーをうまく外し、竹信瑛治(MF39番)のスルーパスに反応した中村環太(MF6番)が冷静にゴール左隅へ流し込み、先制点を奪いました。その後もボールを保持しながらチャンスを作りましたが追加点は奪えず、1−0のまま前半を終えました。
ハーフタイムでは相手のシステムと特徴を再確認し、自分たちのビルドアップの形を再度整理して追加点を狙うことを共有しました。「いつもどおり積み上げてきたサッカーを続けること」を強調し、チームを後半のピッチへ送り出しました。
後半も試合の流れは我々が握り、相手のプレッシャーをかいくぐりながらフィニッシュまで持ち込むシーンを多く作りました。決定機は重ねながらも決めきれない時間が続く中、57分に待望の追加点が生まれます。左サイド深くの背後を取った武本匠平(MF11番)がビハインドにポジションを取った松浦拓夢(MF29番)へ戻し、そこへ三人目の動きで小浦拓実(DF3番)走り込んできてボールを受けると、さらに廣田陸人(MF8番)へパスをします。最後はゴール前で一度外へ逃げる動きをした井上雄太(FW10番)へ廣田陸人がパスを出し、相手を背負いながら反転し井上雄太が強烈なシュートを突き刺して2−0としました。その後も攻撃の時間帯を長く維持しつつ、相手のカウンターを樺島勇波(DF5番)、藤川虎三(DF25番)が冷静にシャットアウトし、危なげなく試合を締めて、2−0で勝利しました。
13対4のシュート数で、内容と結果を取れた今節、この勝利で中断前の神村学園戦からリーグ戦4連勝となり、見事にプレミアリーグ残留を決めることができました。中断明けから選手たちは強い危機感を持ち、1試合の重みを理解した上で、アビスパ福岡U-18のサッカーをしっかりと体現し続けました。その積み上げが結果に結びついた試合であり、選手の成長を強く感じる試合となりました。プレミアリーグは残り1試合ですが、最後まで気を緩めることなく、応援してくださる皆さまへ勝利を届けられるよう準備を進めていきます。今シーズン、福岡フットボールセンターそしてホームゲームへ足を運んでいただき、本当にありがとうございました。
【次戦】
高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2025 WEST第22節(最終節)
12月14日(日)13:00KO [大津町運動公園球技場]
vs 大津高校