U-18 試合結果 2023年9月

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U-18 結果 2023年9月

高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ2023 九州第14節

日時
9/30(土)11:00KO
会場
大津町運動公園球技場

アビスパ福岡U-18 4 0 前半 0 1 大津高校2nd
4 後半 1
得点経過
63分 井上雄太
66分 樺島勇波
69分 岩永創太
72分 岩永創太
89分 失点

寸評

9月30日(土)大津町運動公園球技場にて高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ2023九州第14節が行われアビスパ福岡U-18は大津高校2ndと対戦しました。
 試合前にはアグレッシブにサッカーをするために攻撃はビルドアップ、守備はハイプレスをかけてと主導権を握る展開を目指そうと話をして挑みました。しかし前半は思った通りの展開とは逆に攻撃面ではビルドアップの成功率が低く、なかなか自陣から前へ進むことができませんでした。守備ではハイプレスかけてボールを奪うことをチャレンジしますが、ボールを奪えずズルズルと自陣へと引かされてしまいました。攻守において連動性に欠け、大津高校2ndに上回られた前半となりました。前半の唯一の救いは失点をせずにハーフタイムを迎えられたことでした。

 ハーフタイムの選手間の話を聞いても前半の内容が上手くいっていないことがよくわかりました。ビルドアップの改善方法とハイプレスのチャレンジをストップしてミドルプレスで一度落ち着きを取り戻すことを提示しました。

 後半は全体がコンパクトになり攻守において連動する場面が前半より増えました。しかし大津高校2ndのビルドアップをいい状態で奪えずに、やはり苦しい展開が続きます。そんな中63分ゴールキックの競り合いからのこぼれ球を拾った楢崎佑馬(MF19番)が右SH岩永創太(MF25番)へパス、岩永創太はドリブルで右サイドを突破しペナルティエリア深くに侵入してグラウンダーでプルバックのクロスを送り、西村活輝(MF10番)がシュート、相手DFに当たりこぼれたボールにいち早く反応した井上雄太(FW15番)が振り向きざまに豪快に蹴り込み先制に成功しました。そしてここから10分間で4得点することになります。66分右CKのキッカーは岩永創太、狙い通りのキックはファーサイドの樺島勇波(DF24番)へ、樺島勇波は相手と接触しながらもコントロールし、これまた豪快にゴール右隅に突き刺して追加点を奪います。

69分岩永創太が中央を抜け出し、相手GPとの1v1をよく見て流し込み3点目。72分にはまたしても岩永創太が自陣からのビルドアップで山下湊太郎(DF5番)からのロングフィードを前田一翔(FW19番)が競り勝ち、井上雄太がドリブルでDFを3人引き付けて、後方から一気にスプリントしてきた時志仁(DF30番)へ横パス、そこからオーバーラップした岩永創太へスルーパスを出してこれを冷静に決めました。その後選手交代で試合を進めましたが、守備の強度が落ち、切り替えのスピードも落ちてしまい、試合終了間際に失点してしまいました。最終的に4−1のスコアで試合が終わりました。

この試合の勝因は後半の4連続得点だと思いますが、振り返ると前半はセットプレーの攻撃は良かったもののそれ以外はいいとこなしでした。それどころか前半終了間際に相手に決定機を与えてしまい失点を覚悟しましたが、足立陸矩(GP12番)がスーパーセーブ。失点をせずにハーフタイムを折り返し、試合が動いていない状況での戦術的変更が可能になったことが後半の4連続得点に繋がったのだと思いました。チームは上手くいかない、苦しい時間帯を凌ぐタフさが身についてきている印象です。タフさが連勝を呼び込んでいると思いますのでこのタフさを次のゲームでも発揮できるように今週も良い準備をしていきます。

[次戦]
高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ2023 九州 第15節
10月7日(土)14:00KO [福岡フットボールセンター]
アビスパ福岡U-18 vs 大分トリニータU-18 

高円宮杯U-18サッカーリーグ2023福岡県リーグ 第15節

日時
9月24日(日)12:30キックオフ
会場
飯塚高校

アビスパ福岡U-18B 6 2 前半 1 1 九州国際大学付属高校B
4 後半 0
得点経過
31分 失点
35分 今福剣之典
40分 山本順也
52分 松尾遼磨
69分 松尾遼磨
90+2分 吉坂飛勇悟
90+3分 梯蓮人

寸評

9月24日(日)飯塚高校にて高円宮杯U-18サッカーリーグ2023福岡県リーグ第15節が行われアビスパ福岡U-18Bは九州国際大学付属高校Bと対戦しました。

試合前は、特に攻撃面での狙いを共有し、アグレッシブに仕掛けて得点を奪い、仕掛けてボールを奪いに行こうと試合に入りました。

前半は立ち上がりから、狙い通りのアグレッシブな攻撃で相手ゴールに迫っていきます。しかし最後のところで決め切ることができず、0-0の時間が長くなります。すると前半31分、クリアミスのこぼれ球を相手に拾われ失点してしまいます。それでも動揺せず、やることを変えずに攻撃を仕掛けていく中で、前半35分、山本順也(DF34番)からのスルーパスに抜け出した今福剣之典(MF11番)が冷静に決め、1-1、すぐさま試合を振り出しに戻します。そして前半40分には今福剣之典のコーナーキックを松尾遼磨(FW33番)が頭でそらし、詰めていた山本順也が決め、逆転に成功。前半を2-1のリードで折り返します。

ハーフタイムは、後半に想定されることを共有した中での対策、追加点を取るための狙いを共有して、後半に臨みました。

後半も前半同様、ボールの主導権を握ったサッカーでアグレッシブに相手ゴールに迫っていきます。すると後半7分の松尾遼磨のゴールをきっかけに、後半24分にも松尾遼磨。途中出場の吉坂飛勇悟(MF17番)や梯蓮人(FW18番)もゴールを決め、結果は6-1と大量得点で勝利を収めることができました。

得点を奪っても強度を落とすことなく、途中交代の選手も含め最後まで出し切ることができたことは非常に大きな成果だと感じます。その反面、前半の失点などまだまだ拘らなくてはならないもの、足りないものも多いのが現状です。結果に一喜一憂することなく、自身の成長に目を向け、これからも切磋琢磨していきます。

[次戦]
高円宮杯U-18サッカーリーグ2023福岡県リーグ 第16節
11月18日(土)15:00キックオフ[三菱ケミカルG]
アビスパ福岡U-18B vs ギラヴァンツ北九州U-18

高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ2023 九州第13節

日時
9月23日(土)16:00キックオフ
会場
福岡フットボールセンター

アビスパ福岡U-18 3 1 前半 0 1 日章学園高校
2 後半 1
得点経過
4分 西村活輝
49分 失点
83分 OG
85分 OG

寸評

9月23日(土)福岡フットボールセンターにて高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ2023九州第13節が行われアビスパ福岡U-18は日章学園高校と対戦しました。

前節の結果で順位が入れ替わり首位となった日章学園との対戦に前節勝利の勢いを失わないように修正点は微調整程度に、そしてロングスロー含むセットプレーの対策を1週間しっかりとTRして今節を迎えました。福岡フットボールセンターは試合内容に影響しそうなぐらいの強風が吹いている試合コンディションでした。

試合開始4分でいきなり先制しました。右サイド深い位置でボールを受けた前田一翔(FW16番)が難しい体勢からクロス、井上雄太(FW15番)が相手DFとヘディングで競り合い、その後ろにこぼれたボールを西村活輝(MF10番)が右足で押し込み、ゴールネットを揺らしました。

前半風下でプレーする我々はコンパクトにブロックを形成して守備を整えるものの、日章学園のキックの質が高く、DFラインからFWやSHへしっかりと蹴り分けられ対応に苦しめられました。しかしボールは持たれましたが、いい形での守備やセカンドボールを拾えた場合はカウンターでアタッキングサードへしっかりと攻め込み、シュートもしくはクロスで終わり良い攻撃に繋げることはできていました。ボールを持たれてはいましたが失点をせずに折り返すことができました。

ハーフタイムには、相手とのマッチアップを確認して守備を整理しました。

後半日章学園がシステムを変更して、ミスマッチが生まれました。しかし戦術的な変更をすることはせず、我慢強く対応することになりました。後半4分、ロングボール対応を誤り、相手FWを倒してしまいFKを与えてしまいます。そのFKを決められてしまい後半開始早々に試合は振り出しに戻ります。その後、我々も守備組織を整えて我慢強く対応しますが、日章学園は力強さに加えテクニックもあるため、なかなか思うようにボールを奪えず、完全に試合の主導権を日章学園に取られてしまいます。

流れを変えるべく、後半25分に攻撃的なボランチ廣田陸人(MF28番)を投入。しかし日章学園ペースは変わらず、後半31分に池田獅大(DF22番)、小浦拓実(DF2番)を同時に投入してシステムを変更しました。システム変更にて守備が整理して徐々にボールが奪えるようになり、攻撃に転じることが少しずつできてきました。少し流れが変わりつつある83分に右WBに入った池田獅大がインターセプトで奪ったボールをそのままロングシュートを狙います。シュートは勢いなく枠を外れたかと思ったボールは、後半風下エンドの日章学園、風に乗り相手GPのミスを誘い、ファンブルしたボールはそのままゴールに吸い込まれていき、ラッキーな形で決勝点を奪うことになりました。

その後試合を終わらせるシステムを確認している最中、またもや相手GPのミスで得点が生まれて、2点リードすることになりました。そのまま試合終了して勝ち点3を掴むことができました。

試合内容は完全に日章学園のペースで進みましたが、シュート数はアビスパ福岡8本、日章学園4本とスタッツで上回るところをみると、ボール主導権は握られましたが、ゴール前のピンチは未然に防ぎ、チャンスは数多く作り、内容は負けたが結果は取れたという試合であったと感じました。この勝負強さを切らさないように来週もしっかりとTRを積み、勝利を呼び込める運をもたらせるようにハードワークできるコンディションを週末に向けて準備していきます。

[次戦]
高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ2023 九州 第14節
9月30日(土)11:00KO [大津運動公園競技場]
アビスパ福岡U-18 vs 大津高校2nd

高円宮杯U-18サッカーリーグ2023福岡県リーグ 第14節

日時
9月18日(月)10:00キックオフ
会場
飯塚高校

アビスパ福岡U-18B 2 0 前半 1 1 飯塚高校B
2 後半 0
得点経過
15分 失点
67分 梯蓮人
90+1分 オウンゴール

寸評

9月18日(月)飯塚高校にて高円宮杯U-18サッカーリーグ2023福岡県リーグ第14節が行われアビスパ福岡U-18Bは飯塚高校Bと対戦しました。

試合前は、先週の飯塚高校Bとの試合で出た課題や修正点をもう一度整理し、得点を奪い勝利するための狙いを共有した上で、今日はリベンジを果たそうと心を燃やして試合に入りました。

前半の立ち上がり10分は狙い通りアグレッシブに相手ゴールに迫り、主導権を握っていきます。しかし前半15分、相手の推進力ある攻撃に対して中央を突破され、失点をしてしまいます。その後、一進一退の攻防が続きますがスコアは動かず、0-1で前半を折り返します。

ハーフタイムは、得点を取るためによりピッチの幅と深さを使った攻撃を増やしていくことや、守備面のエラーと改善策を共有して後半に臨みました。

後半は良い守備からのカウンターで相手ゴールに迫る回数が増えていきますが、自分たちのミスからピンチを招くなど、前半同様一進一退の攻防が続いていきます。そのような展開の中、後半22分、前半途中から出場しアグレッシブにプレーをし続けた小浦拓実(DF2番)のインナーラップから中央にクロス、途中出場の梯蓮人(FW18番)がうまく足で合わせ、同点に追いつくことに成功します。なんとか逆転したい我々は前節の反省をしっかりと活かし、GPの神谷悠心(GP21番)を中心にリスク管理も徹底しながら相手ゴールに迫っていきます。そして後半45+1分、今福剣之典(MF11番)のCKから、松尾遼磨(FW33番)と吉坂飛勇悟(MF17番)が競り合い、相手のオウンゴールを誘って、待望の逆転に成功します。その後、アディショナルタイムも全員で守り切り試合は終了し2-1で逆転勝利を収め、リベンジを果たすことに成功しました。

前節の悔しさを”結果”という形で表現できたこと、また苦しい展開が続く中でもベンチにいるメンバーを含め結束力を持ち粘り強く戦った上で、最後に逆転するパワーを見せてくれたことは本当に素晴らしかったです。しかし細かい部分に目を向けるとまだまだ伸び代だらけです。毎日少しずつでも積み重ねて、今日より明日、より良い選手になれるよう、日々切磋琢磨しながら成長していきます。

[次戦]
高円宮杯U-18サッカーリーグ2023福岡県リーグ 第15節
9月24日(日)12:30キックオフ[飯塚高校G]
アビスパ福岡U-18B vs 九州国際大学付属高校B

高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ2023 九州第12節

日時
9月16日(土)16:00キックオフ
会場
福岡フットボールセンター

アビスパ福岡U-18 1 1 前半 0 0 鹿児島城西高校
0 後半 0
得点経過
42分 時志仁

寸評

9月16日(土)福岡フットボールセンターにて高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ2023九州第12節が行われアビスパ福岡U-18は鹿児島城西高校と対戦しました。
前節の課題、ロングボール対応とセットプレーの修正を1週間しっかりとTRして今節を迎えました。試合開始から選手たちはアグレッシブにプレーしていて、ロングボールの競り合いはしっかりと弾いて、セカンドボールを回収して攻撃に繋げていました。攻撃は両SH西村活輝(MF10番)、岩永創太(MF25番)が縦への突破で相手に脅威を与え、クロスを入れることでCKを獲得する回数が多くなりました。得点こそ生まれませんでしたが、終始守備では制空権で主導権を取り、地上戦ではしっかりとボールを繋いでサイド攻撃で相手を押し込みとゲーム自体の主導権は前半に取れていました。しかし相手は最後のゴール前をやらせないところは、さすがプリンスリーグ首位と言える守備でした。そしてその固い守備をセットプレーでこじ開けます。42分右からのCK、岩永が左足インスイングでニアサイドを狙ったところ、マークを外して走り込んだキャプテン時志仁(DF30番)が頭で合わせて待望の先制点が生まれます。前半終了間際での、いい時間帯で得点が生まれて、いい雰囲気で折り返すことができました。

ハーフタイムは、守りに入るのではなく前半のテンション(躍動感)を続けて、追加点を狙うことを共有しました。

後半は鹿児島城西高校もゴール前へ素早く攻撃をするため、身長の高い選手を投入します。後半は予想通り、縦へのボールが多くなっていく中、我々は良い守備から良い攻撃を意識してカウンター攻撃を繰り返します。鹿児島城西のパワーある攻撃をしっかり受け止めてから攻撃に出ていくことを繰り返して、追加点が奪えないまま試合時間が過ぎていくと我々の選手が徐々に体力を奪われて足を痙攣させる選手が出てきました。交代を含めて残り5分+アディショナルタイム8分は試合を終わらせることを最優先に試合を進めましたが、試合終了前にFKでヒヤリとする場面がありましたが、足立陸矩(GP12番)がスーパーセーブでチームを救います。そのまま1−0で試合は終わり、勝ち点3を勝ち取りました。首位を止めて3ポイント手に入れた試合は6ポイント分の価値がある勝利となりました。

試合を振り返ると選手たちは今週TRしていたことを表現し、躍動していました。特に前半はパーフェクトな内容ではありましたが、後半は強度と質が落ちて追加点を奪うまでにはいかなかったので、後半も前半のようにプレーできるようにしていくことが課題だと感じました。これで満足することなく次節に向けて気持ちを切り替えていきたいと思います。

[次戦]
高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ2023 九州 第13節
9月16日(土)16:00KO [福岡フットボールセンター]
アビスパ福岡U-18 vs 日章学園高校 

高円宮杯U-18サッカーリーグ2023福岡県リーグ 第5節

日時
9月10日(日)17:00キックオフ
会場
飯塚高校

アビスパ福岡U-18B 2 1 前半 0 3 飯塚高校B
2 後半 3
得点経過
13分 松尾遼磨
53分 失点
71分 失点
85分 今福剣之典
90+1分 失点

寸評

9月10日(日)飯塚高校にて高円宮杯U-18サッカーリーグ2023福岡県リーグ第5節が行われアビスパ福岡U-18Bは飯塚高校Bと対戦しました。

試合前は、個人/グループ/チームで仕掛けてボールを奪い、仕掛けて得点を奪うための意思疎通を図り、個人の力を最大限発揮した中でチーム力を持って戦おうと試合に臨みました。

前半13分、背後へのアクションを起こした吉松優人(DF3番)へ、池田蒼生(DF23番)から精度の高いロングボール。相手に競り勝った吉松優人は中央へパス、待っていた松尾遼磨(FW33番)が冷静に決め、先制に成功します。先制後、相手のサイド攻撃からチャンスを創られることもありましたが全員でカバーし合い失点はさせません。2点目を狙うため、相手を見ながら意図的にボールを動かしていくことにトライしますが、相手のハイプレスに対して優位性を見出すことができず、前半は1-0のリードで折り返します。

ハーフタイムは、相手を見た中での攻撃時の立ち位置を全員で振り返りながら確認し、守備においてはもっとアグレッシブに仕掛けてボールを奪いに行けるよう共有を図って後半に臨みました。

後半は、前半よりも攻守において自分たちの意図するアグレッシブなプレーが増えていきます。しかし後半8分、セットプレーのこぼれ球を拾った相手選手に個人の力で破られ、失点をしてしまいます。失点後も相手に主導権を渡すことなく2点目を目指していきますが、後半26分には逆に相手に追加点を与えてしまい逆転されてしまいます。諦めずに同点、さらには逆転を目指していく我々は、ゲームキャプテンの今福剣之典(MF11番)を中心に、全員で意思疎通を図りながらゴールを目指していきます。そして後半40分、サニブラウンアブデルハナン(FW32)がサイドに散らしたボールを吉松優人がクロス、ゴール前まで駆け上がっていた今福剣之典がダイビングヘッドで決め、同点に追いつきます。残りわずかな時間で逆転を目指していく我々は、ロングボールもうまく使いながら相手ゴールに迫り決定機を創出しますが、最後のところでゴールを奪い切ることができません。そんな中、後半45+1分。一瞬の隙をつかれ、追加点を相手に与えてしまいます。そのまま試合は終了し2-3で敗戦しました。

内容が良かっただけに悔しさが大きく残る試合となりましたが、ピッチ内での選手の振る舞いは、この夏の大きな成長を実感させてくれました。しかしまだまだ伸び代だらけです。次戦はまた同じ対戦相手となります。内容が結果に繋がるよう、ベクトルを自分たちに向け続け、日々切磋琢磨しながら成長していきます。

[次戦]
高円宮杯U-18サッカーリーグ2023福岡県リーグ 第14節
9月18日(月)10:00キックオフ[飯塚高校G]
アビスパ福岡U-18B vs 飯塚高校B

高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ2023 九州第11節

日時
9月9日(土)10:00キックオフ
会場
島原町平成町グランド(天然芝)

アビスパ福岡U-18 0 0 前半 0 2 長崎総合科学大学附属高校
0 後半 2
得点経過
75分失点
88分失点

寸評

9月9日(土)島原町平成町グランド(天然芝)にて高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ2023九州第11節が行われアビスパ福岡U-18は長崎総合科学大学附属高校と対戦しました。前回の対戦では逆転で敗戦している相手に勝利を目指して立ち上がりからアグレッシブに戦うことを確認して試合に入りました。

開始10分長崎総附高校のロングボールに押し込まれる展開でしたが、徐々に慣れてきてビルドアップを開始できるようになりました。我々はコンパクトな距離間を保って攻守においてたくさん、プレーに関われるようにとミーティングで確認したことを実践して、ボール主導権を握ります。自陣からのビルドアップも精度高く、中盤のフリーマンをしっかりと見つけてパスを繋いで前進する回数も多く、フィニッシュの場面も数多く作り出します。流れの中では前田一翔(FW16番)が数回、決定機を迎えますが決めきることができません。セットプレーからも樺島勇波(DF24番)が、決定的なシーンを決めきれません。守備においてはロングボール対応で苦しめられることはありましたが、しっかりと対応して失点もなくハーフタイムを迎えました。

ハーフタイムには、攻撃の部分では、相手とのミスマッチを全体で整理し、あとはゴールを決めるのみと守備においてはセットプレーに最大限の注意を払うことなどを確認して後半入りました。
後半相手もロングボールを的確に我々DFの背後に蹴り込んできてひっくり返される展開が前半以上に増えてきました。しかし粘り強くコンパクトな距離感を保って、ボール主導権を握ろうと我々のリズムでサッカーをしようと努力しますが得点は動かず、我慢の展開が続きます。

そして75分相手ロングスローのこぼれ球を押し込まれて失点してしまいます。しかし0-1になっても選手たちは主体性を持って落ち着いてプレーします。我慢比べが続く中、試合終盤88分にFKのこぼれ球を押し込まれて2失点目を献上してしまいました。試合終盤で2点ビハインドとなり難しい状況になってしまいましたが、選手たちは諦めずに最後まで走りました。結果0-2での敗戦となり連勝がストップしてしまい勝ち点を積み上げることができませんでした。
 試合を振り返るとボール主導権を取っていた我々がゴールを奪えず、粘って凌いだ相手がセットプレーをものにしたという展開でした。内容は良かったが結果を取られたと言う試合でした。結果は戻ってきませんが、選手たちが主体性を持ってビハインドでも焦れずにプレーできていた姿は成長を感じました。この成長をもっとサポートしていくためにこの敗戦を引きずらずに次戦へ向けて気持ちを切り替えていきます。

[次戦]
高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ2023 九州 第12節
9月16日(土)16:00KO [福岡フットボールセンター]
アビスパ福岡U-18 vs 鹿児島城西高校 

済州国際親善試合

日時
9/1(金)16:00KO
会場
西帰浦サッカー場

アビスパ福岡U-18 2 0 前半 0 1 チェンマイFC(タイ)
2 後半 1
得点経過
48分 高田聖也
55分 岩永創太
58分 失点

寸評

アビスパ福岡U-18は済州国際親善試合の最終日、タイのチェンマイFCと再び対戦しました。
チェンマイFCは4-5-1で守備から入ってきました。相手ブロックの外でボールを回して隙を伺いますが、チェンマイFCは初日に対戦していたので、しっかりとスカウティングしてきて対策を練ってきました。パス回しが遅く、相手にパスコースを消されて、ボールを回させられている感覚でボールを握らされていました。時折ボールの失い方が悪いとカウンターを受けてしまいました。また対策をしっかりと練っていたチェンマイFCのカウンターは切れがあり我々の脅威となっていました。
飲水タイムにてボールの動かし方が遅いことを指摘して、一つ飛ばすパスを意識して、3人目の選手、前向きの選手を作り出すことでスピードアップした攻撃ができるのではないか?と選手たちと共有しました。選手たちも意識することでプレースピードも上がり、サイドからクロスも徐々に上がるようになってきました。決定機も作り出しましたが、前半はゴールが生まれませんでした。

後半は選手を入れ替えて、総力戦で勝利を目指しました。そして48分に岩永創太(MF25番)が右サイドを駆け上がり、GKとDFラインの間にグラウンダーの速いクロスを送って、高田聖也(FW13番)が相手よりも速く詰めて先制点を奪います。55分には岩永創太がペナルティエリア内で得意のドリブルで4人を交わしてゴールを決めます。連続得点で流れが我々に傾くかと思われたところ、前半から鋭かったチェンマイFCのカウンターが発動して、一気にゴール前へ攻め込まれます。一度は攻撃を遅らせて、回避したかと思われましたが、見事なミドルシュートを決められてしまい、今回初失点を奪われてしまいました。試合はそのまま2-1で終了して勝利を収めましたが、決定機の数を考えるとゴールが少ないと物足りない結果となりました。

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