謹んで新年の祝詞を申し上げます。
旧年中はひとかたならぬご厚情にあずかり心より御礼申し上げます。

２０２２年はシーズン終盤に厳しい状況に追い込まれましたが、ファン・サポーター・パートナー皆様のご支援とご声援の力強い後押しをいただき、チームは逆境をはねのけＪ１のバトンを繋ぎ、本年もトップカテゴリであるＪリーグ ディビジョン１での一年を迎えることができました。また、カップ戦でも躍進を見せ、天皇杯でベスト８、ルヴァンカップでベスト４と、新たなクラブの歴史を刻み、今後に大きな一歩を踏み出すことができた一年となりました。ありがとうございました。

さて、２０２３年はＪ１での３年目のシーズンとなり、クラブが掲げるＪ１定着に向けたさらなる勝負の年となります。
Ｊ１に定着し、ホームタウンである福岡市をはじめ、フレンドリータウンの各市町村、パートナーの皆様、ファン、サポーターの皆様と共に、さらなる一歩を踏み出していきたいと思います。昨年は入場者数の制限緩和、声出し応援の一部解禁が行われ、皆様の熱い声援がスタジアムに戻りチームの大きな力となりました。新たなシーズンは、さらに多くの皆様とスタジアムで歓びを分かち合うべく、クラブ一丸となって精進し勝利に向かって邁進してまいりますので、本年も引き続き熱い応援をお願い申し上げます。

また、昨年開催されたワールドカップでは福岡市出身で、元アビスパ福岡の冨安健洋選手が日本代表として活躍し、福岡に大きな誇りと活力を与えてくれました。今後、第二、第三の代表選手を福岡の地から輩出できるよう、アカデミーをはじめスクール、ホームタウン活動など、育成部門や地域への活動にもさらに力を入れてまいります。

本年の皆様のご健勝とご多幸を祈願申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。

令和五年元旦

アビスパ福岡株式会社
代表取締役社長　川森 敬史