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【シャレンレポート】「シャレンパートナーpresents ブラインドサッカー体験会」実施のご報告

2023.3.31 news

アビスパ福岡は、YBCルヴァンカップ グループステージ第2節、柏レイソル戦(3月26日(日)15:00キックオフ/ベスト電器スタジアム)の試合前に、今年からスタートした社会連携プロジェクト『FUKUOKA TAKE ACTION!』のシャレン活動の一環として、共生社会の実現やダイバーシティへの理解・意識醸成を目的とした「ブラインドサッカー体験会」を開催致しました。

当日は、総勢80名の方にご参加を頂きました。シャレンパートナー各社、学生団体、アビスパ福岡サッカースクール生の親子、地域サッカークラブの子どもたちが参加しました。

■開催背景
アビスパ福岡では2004年度より、ブラインドサッカーチーム「ラッキーストライカーズ福岡」の活動を支援しており、チーム強化や普及活動に取り組んでいます。また、福岡市から委託を受け、2014年より小学4年生の総合学習の授業で「ブラインドサッカー教室」を実施しており、「工夫・チャレンジ・協力」をテーマに授業を実施しています。福岡市が目指しているユニバーサル都市の実現にも寄与するもので、2014年より小学4年生の総合学習の授業で「ブラインドサッカー教室」を実施しており、合計4,000名を超える子どもたちへ授業をしております。

また、小学校の授業以外では、「コミュニケーションスキルレベルアップ体験会」と題し、ブラインドサッカーやデフサッカーの選手と一緒にコミュニケーションを取りながら様々なゲームへのチャレンジや、少年院/少女院へブラインドサッカー選手、トップチーム選手及びスクールコーチで訪問し院生と一緒にブラインドサッカー体験会を実施しております。

コロナ禍によりコミュニケーションの希薄化がさらに加速したと言われておりますが、ブラインドサッカーはまさにコミュニケーションが重要なスポーツです。「見えない」状態で、お互いのコミュニケーション、仲間への信頼など常日頃から私たちの周りで大切とされていることがとても重要になります。

視覚障がい者は見ることが苦手で、聴覚障がい者は聞くことが苦手です。身長が低い人は高い所にあるものをとるのが苦手ですが、身長が高い人は高い所には手が届きます。人には人によって苦手なことがあるのは当たり前で、その苦手なことを少し工夫・チャレンジ・協力していくことで、できることが増えます。どんな工夫をして誰とどんな協力をすればよいか、チャレンジすることが世の中の多くのことを解決していくことに繋がると私たちは考えており、ブラインドサッカー教室や体験会を通じたくさんの方々へお伝えできればと活動しております。今回は、シャレンパートナー各社の皆様やスクールの子ども達にも実際に体験頂き、知る“きっかけ”を創出すべく体験会の実施が決まりました。
■実施概要
名称:シャレンパートナーpresents ブラインドサッカー体験会
日程:2023年3月26日(日)
場所:ベスト電器スタジアム(福岡市博多区東平尾)
■当日の様子
当日は80名の方にご参加頂きました。体験会の前半はスタジアム地下体育館にて、開会式とレクリエーションを実施しました。まずはアビスパ福岡の藤井 潤スクールコーチより、開会の挨拶と運営協力を頂くブラインドサッカーチーム「ラッキーストライカーズ福岡」の3選手をご紹介。


参加者の皆様は、アイマスクで目隠しをした状態でジャンケンやあっち向いてホイなど“言葉だけで伝える難しさ”を体感していました。また、目隠ししたパートナーに対して、言葉だけでコーチと同じポージングになるように伝達するレクリエーションや、手ほどきしながらコートに散りばめられたマーカーコーンを探す誘導など、「伝える難しさ」や「相手を信頼すること」など、実際に見ることが出来ない状態での様々な気付きを得ていました。






また、チーム対抗のレクリエーションでは、声や拍手で“相手に自分の場所を伝える”難しさに対して、スクール生や他のサッカーチームの子ども達、シャレンパートナーの企業様、大学生など、所属も年齢も異なる皆様がどのような方法が最適なのか意見を出し合い、1つのゴールを目指すコミュニケーションが生まれており、心を1つにするスポーツの素晴らしい魅力も溢れていました。



後半はベスト電器スタジアムのピッチの上で、実際のブラインドサッカーで使用するボールを使ったレクリエーション。ブラインドサッカーのボールは中に鈴が入ったボールを使用する為、「音」が大切な道しるべになります。スタジアム関係者の温かい配慮により、ブラインドサッカー体験会の間はスタジアム演出のBGMを止めて頂くお気遣いを頂きました。また、参加者の皆様は勿論、試合観戦の為にメインスタンドで着席されているお客様からも「ブラインドサッカーを始めて知った!」など参加者以外の方々にも知る“きっかけ”を作ることが出来ていました。



参加頂いた企業様からは、「”伝える事の難しさ”や”ダイバーシティ”を身をもって経験し、さらには”地域貢献のあり方”を勉強させて頂いた。」などの声があり、チームで参加頂いた女子サッカー部の大学生の方からは「世界には誰一人として同じ人はいないから、相手をしっかりとリスペクトして生活していきたい。」「もっと一人一人との会話を大切に相手の立場になって考えようと思ったし、言葉の引き出しを増やせるように勉強しないといけないとも思った。」などのコメントを頂きました。
■これからも
アビスパ福岡では、これからも大切な私たちのホームタウンや社会に対して、1人1人ができる社会貢献のアクションの輪を拡げていけるように、パートナー企業、自治体、ホームタウンの皆様、団体など、様々な方々との連携を強固にし、「共育」「社会」「街づくり」のテーマで社会連携(シャレン)のアクションを共創して参ります。

■最後に
今回の「シャレンパートナーpresents ブラインドサッカー体験会」のメインコーチを担当した藤井 潤コーチは、今回のイベントがアビスパ福岡での最後の活動になりました。閉会式で話したブラインドサッカーを通して実現したい世界観、そして大好きなアビスパ福岡への熱く心に届く“魂のメッセージ”は、参加者の皆様だけでなく、メインスタンドのお客様からも温かい拍手が巻き起こるほどに、スタッフを含めてその場にいた全ての方の心を動かしました。潤コーチの想いは、コーチ達、スタッフ達がしっかり受け継いでいきます。子ども達だけでなく、市民の方々、お客様、パートナーの皆様、関わる全ての方にアビスパ福岡が出来る最大限の地域社会への貢献活動を届けていきます。

17年間、本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
■シャレンパートナー【※2023.3.31現在での契約締結企業】


【シャレンパートナー、及び『FUKUOKA TAKE ACTION!』について】
https://www.avispa.co.jp/news/post-57744

【これまでの活動】
▼「わたしたちのホームを美しく!Fukuoka クリーン大作戦」
https://www.avispa.co.jp/news/post-59943

【アビスパ福岡のスポンサーにご興味をお持ちの方は
こちらへ】
https://www.avispa.co.jp/news/post-57341

【本リリースに関するお問い合わせ先】
アビスパ福岡株式会社 マーケット開発部 佐川
メール:info_dev@avispa.co.jp

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