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「Bee Eco Action!」気候変動を学ぶ 環境教育セミナーを実施 サッカーの未来を守るサステナビリティ人材育成を目指して

2026.6.10 news

アビスパ福岡では、持続可能な社会の実現を目指す環境プロジェクト「Bee Eco Action!」の一環として、株式会社OSGコーポレーションの協力のもと、トップチーム選手・スタッフ、アカデミー選手・スタッフ、スクール生、パートナー企業・自治体・地域団体、ファン・サポーターを対象としたSPL「ステハジ」環境教育セミナーを開催いたしました。本セミナーでは、スポーツ界が直面する気候変動の危機を共有し、共に歩むべきサステナブルな未来に向けた具体的なアクションを議論しました。

■Bee Eco Action!について:https://www.avispa.co.jp/news/post-86272



■ 参加概要
講師:株式会社OSGコーポレーション 毛洲雅博 氏

① SPL「ステハジ」環境教育セミナー・ワークショップ(選手・アカデミー・スクール)
実施対象:トップチーム選手・スタッフ、アカデミー選手・スタッフ、スクール生
実施時期:2026年5月中旬
参加人数:120名

② 「ステハジ」環境セミナー presented by OSGコーポレーション
参加対象:スポンサー企業・自治体関係者、ファン・サポーター
実施時期:2026年5月20日(水)17:00〜19:00
参加人数: 20名

セミナー開催の背景と目的
将来的な人口減少や地球規模の環境変化が進む中で、スポーツ界が直面する気候変動の危機を共有し、共に歩むべきサステナブルな未来に向けた具体的なアクションを議論する場として設けられました。トップチーム選手からアカデミー選手まで、またファン・サポーター、企業関係者の皆さま、総勢140名に参加いただきました。




気候変動がスポーツに与える深刻な影響:「サッカーを続けられなくなる未来」への危機感
〇Jリーグにおける現状とリスク
近年多発している台風や線状降水帯などの気象災害により、Jリーグにおける試合中止数は2017年以前と比較して約4.7倍(約5倍)に急増しています。さらに、10〜20年後にはさらなる酷暑化が進むことで、現在の中高年層サポーターがスタジアムへ足を運ぶことすら困難になるリスクが示唆されました。このアクションは、SPLの評価項目やJリーグ全体の気候アクションとも直結しています。

〇他競技への波及効果
この影響はサッカーだけに留まらず、雪不足によるスキー世界大会の中止、世界陸上の開催時期変更、マラソンの開始時間繰り上げなど、スポーツ界全体が「地球沸騰化」への適応を迫られています。

世界と日本における気候変動の現状:地球沸騰化の時代へ
国連が警告する「地球沸騰化」という言葉を背景に、国内外で具体的な環境リスクが顕在化している現状を学びました。

〇世界規模の大規模災害
オーストラリアでは北海道の総面積に相当する大規模な森林火災が発生し、ソロモン諸島では島の一部が水没するなど、深刻な事態が続いています。

〇2100年の日本予測と食への影響
2100年の日本においては、最高気温が45℃近くに達し、札幌の気温が現在の沖縄を上回るという予測が立てられています。また、これに伴う深刻な水不足は、米の品質低下や価格高騰を招き、私たちの日常を脅かす可能性があります。



具体的なアクション:「ステハジ」プロジェクトの提唱
気候変動の原因となるCO2やメタンの削減に加え、身近な「プラスチックごみ汚染」への対策が提示されました。
海洋には年間800万tのプラスチックごみが流入し、「我々は1週間にクレジットカード1枚分(約5g)のマイクロプラスチックを体内に摂取している」報告もされています。この海洋プラスチックごみ問題を解決するため、「使い捨ては、恥ずかしい(ステハジ)」を合言葉に、以下の優先順位(3R)に沿った行動変革を呼びかけました。
・Reduce(リデュース): 先ずはゴミを出さない選択をする。
・Reuse(リユース): マイボトルを徹底活用し、使い捨てペットボトルに頼らない。
・Recycle(リサイクル): 出たゴミは資源として正しく循環させる。

おわりに
気候変動や環境問題は、スポーツの未来にも大きな影響を及ぼす社会課題です。アビスパ福岡では、今年初めて実施した環境アクション月間「Bee Eco Action!」などの参加型のプロジェクトを通して、選手・スタッフ、ファン・サポーター、パートナー企業、自治体などクラブに関わるすべての皆さまと共に課題を学び、意識変革、行動変容につなげる機会を創出していきます。100年先もスポーツを楽しめる地球、そして子どもたちが安心してサッカーを楽しめる環境を未来へつないでいくために、これからも継続した取り組みを推進してまいります。また、トップチームの選手たちも自らの影響力を活かし、環境や社会課題について発信しながら、より良い未来づくりに貢献してまいります。

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