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【シャレン】『高齢者の“推し活”で日常に彩りを。』推し活プロジェクト開催レポート
2025.12.25 news
アビスパ福岡では、10月4日(土)横浜FC戦で実施した社会連携(シャレン!)プロジェクト『TAKE ACTION Month!』の一環として、10月17日(金)、18日(土)の2日間、シャレンパートナーのナリコマグループ、某電機メーカー(※社名非公開)、そして高齢者施設宅型有料老人ホーム こがケアアベニュー矢取と連携し、『高齢者の推し活×スポーツ×食×テクノロジー』による新しい“社会づくり”のプロジェクトを行いました。

本取り組みは、推し活が認知症予防や進行抑止に寄与する可能性に着目し、明るい日常づくりと心の活性化を生み出すことを目的としたものです。アビスパ福岡が2年間にわたりJリーグと連携して実施してきたエール企画「Be Supporters!」の経験を基盤にしながら、福岡市が推進する福岡100(=超高齢社会の先進モデル都市を目指す取り組み)と、認知症の理解促進と支援体制づくりを進めるオレンジパートナーズにも加盟しているクラブとして、地域の多様なステークホルダーと歩んできた点と点がつながり、今回の共創プロジェクトが生まれました。
■Day1:推し選手を“見つける”楽しさを 〜共通点探し・選手の好きな食事~:
初日は、入居者の皆さまが「自分の推し選手を見つける」ことからスタート。選手の出身地や誕生日、趣味などの“共通点探し”を行うと、「この選手は私と同じ誕生月!」「地元が一緒なんですね」といった声が次々とあがり、自然と笑顔が広がりました。
さらに、施設の食事提供を担っているナリコマグループのご協力により、選手の“好きな食事”をメニュー化。今回のテーマはお寿司。「推し選手と同じものを食べる」体験が、日常に小さなワクワクを添えました。
また事前収録のサプライズ動画として、キャプテン・奈良竜樹選手をはじめ複数選手が、入居者一人ひとりの名前を呼びかけながら「試合の注目ポイント」や「好きな食事(お寿司)」を紹介。自分の名前が選手から呼ばれる瞬間、画面に手を振って大喜びされている方もいらっしゃいました。


▼重見柾斗選手のサプライズ訪問:
そしてこの日、サプライズゲストとして重見選手が施設を訪問しました。サッカーのポジションを画面を使って分かりやすく紹介したり、重見選手自身が事前に考えてきた質問を人生の大先輩の皆さまへ投げかけたりと、世代を超えた交流が大きな盛り上がりを生みました。

■Day2:みんなで声を重ねる試合観戦 〜アビーくんも登場し一体感の中でアウェイ町田戦を応援〜:
2日目は、10月18日(土)のアウェイFC町田ゼルビア戦をパブリックビューイングで観戦。アビーくんも加わり、チャント練習の声が施設内に響き渡りました。試合前には、アウェイゲームの応援に向けたオリジナル応援うちわづくり。思い思いに選手や背番号を書き込み、世界に一つだけの“推しアイテム”が完成しました。
「重見くんは出ないのか?」
「私の推しはどこにいる?」
初めてサッカー観戦をする入居者も多く、選手を“探す”楽しさが会場に新たな一体感を生みました。参加者からは、「今までは1試合通して見続けられなかったが、みんなとなら最後まで楽しく見られた」「推し選手がいるから試合で探すのが楽しかった」といった声が寄せられ、推し活が新たな日常の楽しみとして大きな可能性を強く感じる時間になりました。
■スポーツ・食・テクノロジー・地域資源の四位一体で描く“社会づくり”:
今回の取り組みは、下記が一つに重なったからこそ実現しました。
・ナリコマグループ:食事を通じた健康・社会貢献の専門性
・某電機メーカー:テクノロジーによる心身データの分析
・アビスパ福岡:スポーツ・コミュニティづくりの力
・福岡市の施策(福岡100/オレンジパートナーズ):地域包括ケアの推進
アビスパ福岡が長年積み上げてきた高齢者支援の取り組みやシャレンパートナーとの連携、そして福岡市の官民協働の仕組みに参画してきた経験が、今回初めて“線として結ばれ”、新しい社会モデルの芽となりました。
■今後に向けて:
今後は、より高度なテクノロジーを活用したエビデンスの蓄積や、自治体・医療福祉領域との協働を進め、「高齢者のQOL向上」や「認知症予防への寄与」を本格的に検証していく予定です。アビスパ福岡は、スポーツが持つ“つながり”と“感動”の力で、地域に前向きな変化を生み出し続けます。
そして、福岡を「誰もが安心して、楽しく暮らせる街」にするために、これからも多様なパートナーと共に歩んでいきます。
≪会社概要≫

・会社名:株式会社ナリコマホールディングス
・代表者名:代表取締役 竹内 美夫
・本社所在地:大阪市淀川区西宮原1-4-2 ナリコマHD新大阪ビル
・設立年月日:2013(平成25)年12月
・資本金:5,000万円
・事業内容:医療・介護施設向け院外調理品の開発・製造・販売、医療福祉施設の厨房経営コンサルティング
・企業URL:https://www.narikoma-group.co.jp/
■2026シーズンシャレンパートナーを募集しています!
アビスパ福岡では引き続き、事業・活動を共創していただけるスポンサー企業様(シャレンパートナー)を募集しております。
アビスパ福岡では、【共育】【社会】【まちづくり】という3つのテーマを軸に、『日本で一番社会課題が集まってくるサッカークラブ』を目指して、福岡の街や社会に溢れる様々な課題の解決を行っています。
・アビスパ福岡を使って地域貢献したい。
・社会貢献企業としてブランディングしたい。
・SDGsの重要性は理解しているが実践出来ていない。
・様々な企業、団体と共創して課題解決したい、マッチング機会を求めている …など
上記のような課題をお持ちの企業の皆さまは、お気軽にお問い合わせください。
アビスパ福岡と共に社会貢献や地域連携の活動を推進して頂ける企業様や、アビスパ福岡とのスポンサーシップご興味をお持ち頂いた企業様は、下記お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
■アビスパ福岡パートナーページ:https://forcdn.avispa.co.jp/partner/
■アビスパ福岡シャレンプロジェクトページ:https://avispasyaren.com/

本取り組みは、推し活が認知症予防や進行抑止に寄与する可能性に着目し、明るい日常づくりと心の活性化を生み出すことを目的としたものです。アビスパ福岡が2年間にわたりJリーグと連携して実施してきたエール企画「Be Supporters!」の経験を基盤にしながら、福岡市が推進する福岡100(=超高齢社会の先進モデル都市を目指す取り組み)と、認知症の理解促進と支援体制づくりを進めるオレンジパートナーズにも加盟しているクラブとして、地域の多様なステークホルダーと歩んできた点と点がつながり、今回の共創プロジェクトが生まれました。
■Day1:推し選手を“見つける”楽しさを 〜共通点探し・選手の好きな食事~:
初日は、入居者の皆さまが「自分の推し選手を見つける」ことからスタート。選手の出身地や誕生日、趣味などの“共通点探し”を行うと、「この選手は私と同じ誕生月!」「地元が一緒なんですね」といった声が次々とあがり、自然と笑顔が広がりました。
さらに、施設の食事提供を担っているナリコマグループのご協力により、選手の“好きな食事”をメニュー化。今回のテーマはお寿司。「推し選手と同じものを食べる」体験が、日常に小さなワクワクを添えました。
また事前収録のサプライズ動画として、キャプテン・奈良竜樹選手をはじめ複数選手が、入居者一人ひとりの名前を呼びかけながら「試合の注目ポイント」や「好きな食事(お寿司)」を紹介。自分の名前が選手から呼ばれる瞬間、画面に手を振って大喜びされている方もいらっしゃいました。


▼重見柾斗選手のサプライズ訪問:
そしてこの日、サプライズゲストとして重見選手が施設を訪問しました。サッカーのポジションを画面を使って分かりやすく紹介したり、重見選手自身が事前に考えてきた質問を人生の大先輩の皆さまへ投げかけたりと、世代を超えた交流が大きな盛り上がりを生みました。

■Day2:みんなで声を重ねる試合観戦 〜アビーくんも登場し一体感の中でアウェイ町田戦を応援〜:
2日目は、10月18日(土)のアウェイFC町田ゼルビア戦をパブリックビューイングで観戦。アビーくんも加わり、チャント練習の声が施設内に響き渡りました。試合前には、アウェイゲームの応援に向けたオリジナル応援うちわづくり。思い思いに選手や背番号を書き込み、世界に一つだけの“推しアイテム”が完成しました。
「重見くんは出ないのか?」
「私の推しはどこにいる?」
初めてサッカー観戦をする入居者も多く、選手を“探す”楽しさが会場に新たな一体感を生みました。参加者からは、「今までは1試合通して見続けられなかったが、みんなとなら最後まで楽しく見られた」「推し選手がいるから試合で探すのが楽しかった」といった声が寄せられ、推し活が新たな日常の楽しみとして大きな可能性を強く感じる時間になりました。
■スポーツ・食・テクノロジー・地域資源の四位一体で描く“社会づくり”:
今回の取り組みは、下記が一つに重なったからこそ実現しました。
・ナリコマグループ:食事を通じた健康・社会貢献の専門性
・某電機メーカー:テクノロジーによる心身データの分析
・アビスパ福岡:スポーツ・コミュニティづくりの力
・福岡市の施策(福岡100/オレンジパートナーズ):地域包括ケアの推進
アビスパ福岡が長年積み上げてきた高齢者支援の取り組みやシャレンパートナーとの連携、そして福岡市の官民協働の仕組みに参画してきた経験が、今回初めて“線として結ばれ”、新しい社会モデルの芽となりました。
■今後に向けて:
今後は、より高度なテクノロジーを活用したエビデンスの蓄積や、自治体・医療福祉領域との協働を進め、「高齢者のQOL向上」や「認知症予防への寄与」を本格的に検証していく予定です。アビスパ福岡は、スポーツが持つ“つながり”と“感動”の力で、地域に前向きな変化を生み出し続けます。
そして、福岡を「誰もが安心して、楽しく暮らせる街」にするために、これからも多様なパートナーと共に歩んでいきます。
≪会社概要≫

・会社名:株式会社ナリコマホールディングス
・代表者名:代表取締役 竹内 美夫
・本社所在地:大阪市淀川区西宮原1-4-2 ナリコマHD新大阪ビル
・設立年月日:2013(平成25)年12月
・資本金:5,000万円
・事業内容:医療・介護施設向け院外調理品の開発・製造・販売、医療福祉施設の厨房経営コンサルティング
・企業URL:https://www.narikoma-group.co.jp/
■2026シーズンシャレンパートナーを募集しています!
アビスパ福岡では引き続き、事業・活動を共創していただけるスポンサー企業様(シャレンパートナー)を募集しております。
アビスパ福岡では、【共育】【社会】【まちづくり】という3つのテーマを軸に、『日本で一番社会課題が集まってくるサッカークラブ』を目指して、福岡の街や社会に溢れる様々な課題の解決を行っています。
・アビスパ福岡を使って地域貢献したい。
・社会貢献企業としてブランディングしたい。
・SDGsの重要性は理解しているが実践出来ていない。
・様々な企業、団体と共創して課題解決したい、マッチング機会を求めている …など
上記のような課題をお持ちの企業の皆さまは、お気軽にお問い合わせください。
アビスパ福岡と共に社会貢献や地域連携の活動を推進して頂ける企業様や、アビスパ福岡とのスポンサーシップご興味をお持ち頂いた企業様は、下記お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
■アビスパ福岡パートナーページ:https://forcdn.avispa.co.jp/partner/
■アビスパ福岡シャレンプロジェクトページ:https://avispasyaren.com/